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南の子供が夜いくところ

(2010-07-29)
拍手ありがとうございました!

最近読んだ本の感想です。


・「球体の蛇」 道尾秀介

ミステリー要素もあるけれど、強くはない。
最初から、ミステリーと思って読まないほうが楽しめると思います。
切なく、苦しい物語。暗めの話。
家族の物語でもあるし、歪な恋の物語とも取れる。
嘘が悲劇を呼び、悲劇が嘘を呼ぶ。悲しいな。
劇的な展開があるわけではなく、暗くじめっとした雰囲気が続くけれど、個人的には嫌いではない。


・「南の子供が夜いくところ」 恒川光太郎

やっぱりこの人の作品の持つ雰囲気、好きだわ!
恒川さんの描き出す「異界」がたまらなく好きだ。
連作短編です。
今までの恒川作品は「日本的な異界」というものが多かったけれど(多かったと言うかほとんど全部そうだね)、今回は南の島が舞台。
南国の、とある島を舞台に起きる、不思議な出来事。
不思議で、奇妙な話の数々。その奇妙な話の中に入り込む感覚が、楽しい。
面白くて一気に読んでしまいました。
恒川作品は装丁も素敵なものが多いけれど、この作品のカバーも気に入っています。
南国っぽい雰囲気もありつつ、不気味な雰囲気もある、そんなカバーイラスト。


・「シャドウ」 道尾秀介

これはミステリーだね。面白い。
母を亡くし、父親と二人暮しになった主人公の小学生、凰介。母の死んだ数日後、凰介の幼馴染・亜紀の母が自殺する。
亜紀の母の自殺の真相。凰介の父・洋一郎を襲う異変。亜紀の父・水城の抱く疑惑。亜紀の抱える秘密。
それらが徐々に解き明かされていく。
その過程が面白い。
それにしても、凰介も亜紀も、小学生にしては大人びてるなぁ。
しっかりしてるわー。


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春木

Author:春木
兵庫出身・在住。人見知りの激しい小心者。極度の口下手。
甘いもの、読書(特にミステリ)、音楽鑑賞(邦楽、男性ボーカル、歌詞が日本語の曲)、動物が好きです。
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