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(2009-01-07)
最近、お風呂に入りながら歯を磨くことが多いのですが(洗面所が寒いので、湯船につかりながら暖かく歯を磨こう、という考え)、昨日は、歯ブラシに歯磨き粉ではなく洗顔料をつけて歯を磨きそうになりました。
口に入れる直前で気づいた。
危なっ・・・
気づいてよかった・・・
つくづく、裸眼で行動するのは危険だと思いました。(お風呂入るときは、眼鏡を外しています)
裸眼だと歯磨き粉のチューブと洗顔料のチューブの区別が付かないよ!
今朝は眼鏡がどこにあるのか分からなくて、五分ほど探し回りました。無論裸眼で。
健康な目、というのは大事ですよ、目が良い皆さん。視力は大切にね!
年末年始に読んだ本の感想です!
・『ハルさん』 藤野恵美
ハルさん、は主人公の名前。人形作家の男性。
そのハルさんの娘、ふうちゃんが結婚する。結婚式の日、ハルさんは過去にふうちゃんと遭遇した、いくつかの「謎」を思い出す。いつも、困ったときに助けてくれたのは、亡くなったハルさんの奥さん、瑠璃子さんだった。
ふんわりと暖かい、そんな連作ミステリー短編集。いや、短編のかたちをした長編というべきかな。
心がほっと穏やかになるような、可愛くて優しい作品です。
・『忍びの国』 和田竜
伊賀の忍者たちと、織田信長の息子・小田信雄との戦いを描いた作品。史実を基にした物語です。
歴史物が好きな人にも、そうじゃない人でも楽しめると思います。
面白いよ、これは。
前作の『のぼうの城』も面白かったけれど、こちらもそれに劣らず面白い。
登場人物たちがみんな魅力的で格好いいんです。格好いいだけじゃなく時に頼りなかったり情けなかったりもするんですが、そういうところも、また良い。引き込まれる。
ちなみに、これが去年一番最後に読んだ本。
・『サイン会はいかが?』 大崎梢
成風堂書店シリーズ第三弾。
なんだかんだ言って、結構このシリーズ気に入っています。
相変わらず、たまに会話にイラっとするところもありますが(笑)。それを除けば、登場人物も可愛いし、面白いです。
これは短編集。
私は表題作の「サイン会はいかが?」が気に入っています。
最後のほうに出てくる、多絵ちゃんと内藤さんの会話が妙にツボで(笑)
歌の「小さい秋」の三番目の歌詞に出てくる赤い葉っぱは、何の葉っぱか覚えている?と多絵ちゃんが内藤さんに訊くんですが、
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「わかった。えっと、“は”だ。は、は、は」
「そうです、ハ」
「なんだっけな。は、となれば。ハ、――はげの葉」
聞かなかったことにしよう。
いい人なんだけどな。
いい人で終わるタイプかもね。
(『サイン会はいかが?』より抜粋)
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このくだりがねぇ、なんかもう、すごいツボに入ってしまったんですよ、何故か(笑)
あ、ちなみに小さい秋に出てくるのは、「ハゼの葉」が正解です(笑)