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久保田光太郎セミナー

(2014-11-17)
9月28日に大阪・江坂で行われた、久保田光太郎さんのセミナーに行ってきました。

私は音楽を聴くのは好きですが、楽器も弾かないし音楽の知識もない。
そんな私でも行っていいのか…?と迷いましたが、楽器が弾けなくても気軽に参加してOK、とのことだったので、行ってきました。
ライブで光太郎さんの姿を見ることはあっても、お話を聴く機会なんてそうそうないでしょうし。
せっかくの貴重な機会なんだから、と行ってきました。

当初は楽器店の店内で開催される予定だったようですが、予想より申し込み人数が多かったようで、楽器店近くの小さいホールのような場所での開催となりました。

会場内には椅子が並べられ、ステージ上にはギターが5本並んでいました。
どんなお話が聴けるんだろう、演奏なんかも聴けるのかな?なんてドキドキ考えながら、開始時間を待っていました。

P9281294-2.jpg

ステージの様子。


時間になって光太郎さん登場。
グレーのカーディガンがお洒落だったな~。光太郎さんのファッションって素敵ですよね。

椅子に座って喋り始めようとするものの、マイクスタンドの調子が悪かったらしく、結局マイクをスタンドから引っこ抜いて喋り出す光太郎さん(笑)

まずは生い立ちの話などからスタート。
東京の下町生まれで、不良だったけど、これじゃ駄目だということで大学に入学。その後アメリカに留学。
自分はギターが上手い、と思ってアメリカに行ったけれど、もっとうまいやつなんてたくさんいて、友達もできないし、もう日本に帰ろう、と思ったんだけど、その時の師匠に「おまえは自分の弟子の中で一番なんだ」と言われた、と。お世辞だったのかもしれないけど~、と光太郎さん。
それで、「そうか、そうなんだ」と自信を持てた、というような話を。
その後、日本に帰国後はバンドをやっていたけど、そうやっているうちに、プロデュースをやってみないか、という依頼が来るようになった、と。
このアーティストをプロデュースしたい!というように始めたのではなく、依頼されることが自分の仕事なんだ、と仰っていました。

光太郎さんの話を聴きながら思ったのは、光太郎さんは理系で論理的な人なんだな、ということ。
音楽の話の例えとして、数学の話や宇宙の話が出てくるんですからねー。文系の私はその例えについて行けず、時々ポカーンとしてしまいました(笑)光太郎さんの口から出くる単語が理解できない(笑)
光太郎さんって、凄く勉強家なんだろうなぁ。自分の興味のある事柄はとことん追求するタイプ。

光太郎さんの音楽の作り方(プロデュースの仕方)というのは、まず「A」という答えがあって、その答えに辿り着くために色んな公式・道筋を考え、最適なものを選び出す、というもの…と、簡単に説明すればそんなことを仰ってました。

まず答えがあって、その答えに辿り着くためにその過程をとことん追求する。
答えAというのは、この場合もちろん、作りたい音楽の事。

今の時代、機械で何でもできてしまうから、適当に音を繋ぎ合せていっても、いい音楽が出来ることがある。
でも、それは「作りたい音楽」があってできたものじゃない。それでいいのか?と。

そのために、光太郎さんはアーティストの方と、どんな音楽を作りたいのか、どんなことをやりたいのかとことんまで話し合う、とのことでした。
そんなに大ヒットはしなくてもいい、自分の歌いたい歌を歌いたい、という人が、大ヒットを出してしまって自分の歌いたい歌が歌えなくなるのは、悲劇でしかない、と。

光太郎さんは、決して他人のやり方というのを否定しない、というのを話を聴きながら思いました。
「他の人は違うかもしれないけど、自分はこうする」というような表現は何度もしていましたが、自分と違うやり方を否定する言葉は一度もなかったように思います。
自分のやり方を信じていて、それを貫いているけど、他の人のやり方はそれはそれとして自分のやり方とは切り離して考えられる人。
自分のやり方を過信するあまり、自分とは違うやり方の人を否定する人って、結構いますよね。光太郎さんはそんな人じゃない、というのがよく解りました。

あと、印象に残った話では、今は機械で、綺麗にピッチとか合わせられるけれど、自分はそれはしない、というような話。
そうやって機械で調整した音は、自分は聴いただけですぐわかるよ、と。
機械で調整しない、ちょっとしたズレ、そういうものがいいものを生み出すんだ、と、表現は曖昧ですがそんなことを仰っていました。
(でもやっぱり、機械でそういうふうに調節することを、否定はしないんですよね、光太郎さん)

光太郎さんの耳に、音楽ってどういう風に聴こえてるのかなぁ。
私みたいな只のリスナーには、調整されてようが全く分かりませんが、それが解っちゃうだなんて。

あと、光太郎さんというのはやっぱり、アーティストを第一に考えてる人なんだな、と。
アーティストを、そのアーティストが作りたい音楽を、第一に考えて、その魅力を最大限に引き出す人。

アーティストが中心。本当に、自分のプロデュースするアーティストの事を第一に考えている。

光太郎さんが何故、多くのアーティストに信頼され、慕われているのか、よく解った気がします。

で、そのアーティストの魅力を最大限に引き出すために、どこのスタジオでどのエンジニアさんで録音するか、とそんなことまで考える。
どこのスタジオでどんな音が録れるか、全部把握してるよ、と。
音を聴かせてください、って頼んで、どんな音がするのか全部聞いて把握していると。
自分で使う予定はないけど、高額なマイクを購入して、どんな音になるのか調べたりとか。そのマイクがある場所がなかったから、自分で買ったんだ、と。

それが光太郎さんの武器というか、強みなんだろうな。
音楽に対して、とことんまで追求して調べて、それを自分のものにしていく。

自分は自分の好きなもの、というか将来の目標としていることに対して、そこまでとことん追求しているだろうか?ふとそんなことを考えました。
私も光太郎さんみたいに、とことん、どこまでも、追求できる人になりたい。

それから印象に残っているのは、ピックの話とかですかね。
ピックによって音が全然違ってくるのに、なんでみんなピックにはこだわらないんだ?エフェクターにはこだわるのに~、とそんな話。
だから光太郎さんはピックをたくさん用意してる、と。
素人の私には全然わからないんですが、ピックによってそんなに音が変わるものなのか。

音楽とは関係ない話ですが、光太郎さんが19・20歳くらいの時、凄く髪の毛が長くて、バイクに乗る時は邪魔なので三つ編みお下げにしていたそうなんですが、あるとき信号待ちをしているときに、隣に止まった車の助手席だか後部座席だかに乗っていた女性に、「インディアン気持ち悪ーい」といわれた、という話が面白かったです(笑)
繊細な年頃だけど、下町江戸っ子で負けるのが嫌いなので、平然としたふりをしていた、と。
その「気持ち悪ーい」と言われた俺が今こうやってるんですよ、たいしたもんですよ、と(笑)

演奏もありました。
もう一人のギタリストの方が、同じメロディをループで演奏して、それに光太郎さんが音を重ねるんだけど、メインの音楽は同じなのに、光太郎さんの重ねる音によって、曲の雰囲気が全然変わってくるんですよね。凄いなぁ、と思いました。

次生まれ変わって音楽をやる時は、ベースかドラムをやりたいな、なんて話もしてましたっけ。
ギターってボーカルの音と重なるところが多いから、結構削っちゃうんだよね、と。

最後に歌いましょうか、と光太郎さん。
まさか光太郎さんの歌が聴けるとは思っていなかったので、吃驚&嬉しい!
SUPER TRAPPの曲で、「回転と脱線」の弾き語りを。
この曲弾き語りするのは初めて、久しぶりだから覚えてるかな、なんて仰ってましたが、素晴らしい演奏でした!
光太郎さん、良い声!弾き語りすごく良かったです!
ほんと、まさか光太郎さんの弾き語りが聴けるとは…来て良かったです。

SUPER TRAPP、復活しないかなぁ。
「解散はしていません」と光太郎さん、はっきり仰っていたので、復活させたいという気持ちはあるのかなぁと思いましたが。
ただ、光太郎さんにしろFIREさんにしろお忙しいからなぁ。スケジュールを合わせるのは難しいのかな…
とにかく、スパトラ復活熱烈希望、ですよ私は。
(光太郎さんのセミナー後、スパトラブームが自分の中で起き、まだ持ってなかったスパトラのCDを買いあさりました)

セミナーの来場者には、特製のピックのプレゼントがありました。金属製のピックで、犬(ブルドックらしい。俺ずっとブルドック飼ってるんだよ、と光太郎さん)の足跡がプリントされた可愛いもの。
光太郎さんから直接渡して貰えて、握手もしてもらえました。

貴重な話と、弾き語りも聴けて、光太郎さんがどういう人なのかその人柄にも触れることができて、とても充実した時間を過ごすことができました!
光太郎さん、ありがとうございました!


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プロフィール

春木

Author:春木
兵庫出身・在住。人見知りの激しい小心者。極度の口下手。
甘いもの、読書(特にミステリ)、音楽鑑賞(邦楽、男性ボーカル、歌詞が日本語の曲)、動物が好きです。
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