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2012年4月の読書

(2012-05-10)
拍手ありがとうございました!

4月に読んだ本の感想です。4月は8冊。


・「少年少女飛行倶楽部」 加納朋子

女子中学生の主人公が「飛行倶楽部」というクラブに入部することになって、という話。
登場人物たちのほとんどが、いわゆる「DQNネーム」というんですかね?とんでもない名前ばかりで(笑)
でも、その名前も、話にかかわってきたりするんですよね。ドタバタあり、友情あり、恋愛ありで、というかだいたいドタバタしててなかなか面白い(笑)


・「日本人とオオカミ―世界でも特異なその関係と歴史」 栗栖 健

オオカミ信仰・オオカミ伝承ブームなので図書館で借りて読んでみた。
伝承や信仰の話だけでなく、史料に残る実際の日本オオカミの姿なんかも詳しく書かれていて、日本人とオオカミの関係がどのようなものだったかというのがよく分かります。
オオカミが一襲って食った、なんて話もかなり残ってるんだなー。


・「鴨川ホルモー」 万城目学

有名な作品ですね。天邪鬼なので、話題作はほとぼりが冷めたころに読むっていう私です(笑)
予想以上に面白いじゃないですか。
馬鹿馬鹿しさもあり、でも馬鹿馬鹿しさばかりでもない感じ。
凡ちゃん(登場人物のあだ名)が可愛いー!私、小説を読んで女の子キャラにときめくことはあまりないんですが、凡ちゃんが可愛くって仕方ないです。


・「猫の文明」 赤瀬川源平

猫の写真を見て、(猫だけじゃなく犬とか猫の置物とかの写真もありますが)、それを「お茶会をしている」と見立てて、どういうお茶会なのかというのを想像して書いてある。そういう作品。
実際に猫がお茶会をしているのなら、混ざりたいですねぇ


・「こころ」 夏目漱石

高校の時の現国の教科書に、一部分だけ載っていてそこだけは読んだのですが、まだ全部通して読んだことがなかったので読んでみた。
なんというか…「名作」だなと。
人ってなんなんだろう、とか考えてしまう。読んでおいて損はないですよ。


・「プリティが多すぎる」 大崎梢

「こころ」の次に読んだのがこれって、我ながら乱読だなぁ(笑)
この方の作品は好きです。これは、文芸編集者志望の、出版社勤務の主人公が、何故か文芸とは程遠い女子中学生向けファッション誌の編集部に配属されて、腐りつつも仕事をしていく…という話。
最初は腐りまくりの主人公にちょっとイラッとするんですが、でもまぁ気持ちは分からなくもないかなと思いつつも、徐々にそんな主人公が成長して行く様が面白かったです。


・「汚れつちまつた悲しみに…」 中原中也

集英社文庫の、中原中也の詩集。
昼夜の詩は、「ひとつのメルヘン」という作品が好きだったのですが、他の作品はあまり知らなかったので読んでみたいと思い購入。
悲しくて美しい、そんな世界を描く人だな…
どうでもいいけど、中也って結構男前だな。甘い顔してますよね(本当にどうでもいい)


・「桜桃」 太宰治

短い作品が四編収録されています。
短いのですぐ読める。
個人的に、表題作の桜桃が好きですね。
弱いけれどもしたたかで、そして悲しい人間の姿を描いた、そんな四編だった。

 


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春木

Author:春木
兵庫出身・在住。人見知りの激しい小心者。極度の口下手。
甘いもの、読書(特にミステリ)、音楽鑑賞(邦楽、男性ボーカル、歌詞が日本語の曲)、動物が好きです。
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